居場所をなくした私を拾ったのは、ケセランパサランがいるカフェでした。
完結済/全34話/約8.9万字
現代日本/高円寺/ライト文芸/じれじれ/お仕事

あらすじ
絵本作家を夢見る美大生・森瀬 杏(もりせ あんず)は、不器用な性格からアルバイト先を失い、帰る家にも入れず途方に暮れていた。
そんな彼女が辿り着いたのは、深夜だけ営業する小さなカフェ。
そこで出会ったのは、白くてふわふわした不思議な生き物ケセランパサランと、王子様のような店主・雪城 蒼斗(ゆきしろ あおと)だった。
カフェで働き始めた杏は常連客やケセランパサランたちとの交流を通じて自分の居場所を見つけ、失いかけていた創作への情熱を取り戻していく。
少しずつ縮まっていく2人の距離。
そして蒼斗にもまた、向き合わなければいけない過去があり——
不器用な少女と、孤独な青年。
居場所を求めて彷徨う二人が紡ぐ物語。
キャラクター紹介
森瀬 杏(もりせ あんず)
20歳→21歳 158cm
杉並美術大学芸術学部 現代アート表現学科絵本美術専攻3年
絵本作家を目指す美大生。
引っ込み思案で口下手、嘘がつけない性格で人付き合いが下手。
バイト先で輪を乱したとクビ同然に辞めさせられ、深夜に締め出され彷徨っている所をケセランパサランカフェ「うさぎの尻尾」に迷い込む。
蒼斗に誘われカフェで働くうちに、自分の居場所を見つけていく。
雪城 蒼斗(ゆきしろ あおと)
25歳→26歳 171.2cm
筑波大学社会・国際学群 社会学類経済学専攻卒業
ケセランパサランカフェ「うさぎの尻尾」のオーナー。
蜂蜜色の髪とヘーゼル系の瞳を持つ、西洋の王子然とした雰囲気のイケメン。
人当たりは良くモテるが、他人に対してどこか壁を作っている。
フィンランド人の祖母を持つクォーターでバイリンガル、フリーランスで翻訳の仕事をしている。
小1の頃から趣味でサッカーを続けている。
実は身長が低めであることを密かに気にしている。
剣崎 悠里(けんざき ゆうり)
22歳 167cm
杉並美術大学芸術学部 美術学科洋画専攻4年
「うさぎの尻尾」の常連女性。しかしなぜかケセランパサランは彼女の気配を察知すると姿を消す。
趣味でZINEの個人制作をしている。
日本を代表する現代アーティストを父親に持つ天才肌。理論より感覚派。
長身でスタイルも良いが容姿に頓着しておらず化粧っ気がない。
細かいことを気にしない大雑把な面と、繊細な気遣いができる思いやりを併せ持つ。

